赤岩山緑地・林間広場のモミジが見頃を迎えています
12月5日の様子はこちら
プロフィール
多米自然歩道を楽しむ会は、豊橋市東部の丘陵地帯に位置する「豊橋自然歩道」の多米地域内支線の保全及び利活用の促進を目的として活動する市民団体です。 2022年、長年にわたり自然歩道の整備・維持管理を担ってきた「豊橋自然歩道推進協議会」が会員の高齢化により一時は活動の停止を検討したことを受け、多米校区自治会の呼びかけにより設立されました。 メンバーは多米校区内外の市民で構成され、散策や観察活動を通じて地域の自然環境や歴史、景観への理解を深めながら、自然と地域の魅力を次世代に引き継ぐ活動を行っています。
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主な活動
- 巡視活動や補修
- 月に一回、豊橋自然歩道支線の神石山自然歩道、多米自然歩道、赤岩自然歩道、赤岩寺自然歩道の巡視を行います。倒木・落枝や路面・路肩崩壊などの危険個所がないかを点検して歩きます。危険個所については、豊橋市の担当課に報告し対処してもらいます。軽微なものについては私達が修復することもあります。
- 赤岩尾根の魅力発信
- 赤岩尾根には、豊橋自然歩道の支線である赤岩自然歩道や赤岩寺自然歩道、赤岩山緑地公園、キジ山古墳群などの古墳、朝倉川源流があります。このサイトでも「赤岩尾根の魅力」として紹介しています。豊かな自然と歴史、そして市街地からの手軽なアクセスが調和した豊橋が誇る素晴らしい資源です。
しかし、そのことがまだ広く知られていないことを残念に思う当会のメンバーは多く、ネットなどの情報発信、現地の解説看板の設置、リーフレットやノベルティーの作成配布などに取り組んでいます。 - 会員交流の歩く会
- 思いついた会員がラインで呼び掛け、日帰りの山を歩く会を随時実施しています。主に豊橋自然歩道を歩きますが、季節によって楽しみ方も変わります。山野草や樹木に詳しい方、山菜に詳しい方、おしゃべり上手な方など、いろんな方の参加で楽しいイベントとなっています。
- 他団体行事に協力
- 多米校区内の豊橋自然歩道や赤岩尾根で行われる他団体の行事に協力しています。これまで、多米校区自治会が行った多米ウォークやエン多米倶楽部が行った赤岩寺ウォークなどに会員が同行ガイドなどとして参加しています。また、2024年度には豊橋市の健康部が多米ウォーキングマップを作成しましたが、そのコンテンツの検討に会員が積極的に加わりました。
赤岩尾根の魅力
赤岩尾根とは
赤岩尾根は、豊橋鉄道市内線(通称・市電)の終点「赤岩口」電停から、豊橋自然歩道本線の結節点へと続く、美しい尾根道です。市電で気軽にアクセスできるうえ、赤岩山緑地の駐車場も利用できるため、誰でも手軽に山歩きや森林浴を楽しむことができます。
この尾根の魅力は、まずその多彩な眺望にあります。
赤岩展望台からは、豊橋市街地の広がり、三河港の輝き、遠く渥美半島まで一望。
西猿岩からは多米地区や豊橋東部、第三鉄塔からは南に多米地区、北に石巻や豊川市の街並みを見渡せます。さらに座禅岩(新)では、多米峠越しに浜名湖を望む絶景が広がります。四季折々に変化する風景は、訪れるたびに新しい感動を与えてくれます。
また、赤岩尾根は歴史の息づく道でもあります。
乗小路峠周辺にはキジ山古墳群、徳合長者の墓と伝わる埋塚古墳などが点在し、古代から人々がこの山域に関わってきたことを物語っています。
戦国時代には赤岩山城が築かれ、大堀切や大型土塁、曲輪などの遺構が今も静かに残ります。現在は林間広場として整備され、春にはヤマザクラが、秋にはモミジが鮮やかに彩ります。
さらに鶴の首の寺跡といった山岳仏教の遺構も見られ、かつてこの地が「滝山」と呼ばれ、六つの堂を持つ「滝山六坊」として信仰を集めていたこともうかがえます。
自然歩道の両脇には、長い年月を刻む巨岩や巨木が点在し、歩くたびに新たな発見と驚きがあります。
豊かな自然と歴史、そして市街地からの手軽なアクセスが調和した赤岩尾根は、豊橋が誇る「自然と文化の回廊」です。
休日のひとときに、ぜひこの尾根を歩き、森と歴史の息吹を感じてみてください。
赤岩尾根の地図
地図画面左上隅のアイコンをクリックするとサイドメニューが表示されます。サイドメニューの項目のチェックを外すとその項目の表示が消えます。画面右上隅の四角いアイコンをクリックすると地図が全画面表示されます。
赤岩尾根見どころアルバム
規 約
多米自然歩道を楽しむ会規約
- 第1条 名 称
本会は、「多米自然歩道を楽しむ会」と称する。 - 第2条 事務所所在地
本会の事務所は、豊橋市多米校区内に置く。
本会は、豊橋市の特徴であり貴重な資源である豊橋自然歩道の一層の価値の顕在化を図るため、多米校区内豊橋自然歩道の利用促進に貢献することを目的とする。
本会は、前条の目的を達成するために次の諸事業を行う。
- 豊橋自然歩道支線の安全通行確保のための巡視活動
- 豊橋自然歩道の魅力の維持・向上に関する活動
- 豊橋自然歩道の魅力をさらに発掘する活動
- 豊橋自然歩道の魅力を広く発信する活動
- その他本会の目的達成に必要な活動
本会の会員は次の資格の全てを有する者に限る。
- 豊橋自然歩道を守る活動に参加する意思を持っていること
- 本会の目的に賛同すること
入会希望者は会長に届け出ることにより随時入会できる。
入会金、年会費は0円とする。必要に応じて事業の都度参加会費を徴収する。
本会の行う事業に参加することができる。
会員が下記の事項を行うことを禁止する。
- 会の名誉を傷つけるような発言や行動
- 会員に対する不快な営利目的の活動
会員の資格は次の事由により失われる。
- 自己都合による退会(会長への届け出を要す)
- 死亡(届け出不要)
会 長 1名
役員の任期は毎年4月1日から翌年の3月31日までの1年とする。
会長は任期満了前に総会により決定することとする。ただし、再任は妨げない。
会長は本会を代表し、会務を総理する。
- 総会は会員をもって構成する。グループLINE「多米自然歩道を楽しむ会」上でのオンラインによる開催も可とする。
- 総会は以下の事項を議決する。
- 規約の変更、解散、合併に関する事項
- 役員の選任又は解任
- その他運営に関する重要事項
この規約は、制定の日から施行する。
